◇◇◇ 秀歌百景 ◇◇◇
百人一首は鎌倉時代の初期、藤原定家が幕府の武将・宇都宮頼綱から「別荘の襖に歌を貼りたいから百首を選んでくれ」と頼まれ、定家の別荘・小倉山荘で、天智天皇の時代から鎌倉初期までの和歌の名人の代表作を一首ずつ選んで、書き贈ったものだそうです。
※※※※※※ 百人一首の情景を写真で表現 ※※※※※※
江戸時代の浮世絵師「葛飾北斎」が『姥がゑとき』として小倉百人一首のうち二十七首を版画で残していますが同じようにこれらの歌の情景を写真で表現してみようと思いました。タイトルを『秀歌百景』としました。和歌に出てくる歌枕といわれる名所は今や当時のものとは随分と違っており撮影するにあたっては、苦労する点が多々ありました。そのため、この秀歌百景では画像修正や加工を重ねて表現しているので実景とは異なった写真が多くあります。これらを創作風景としておりますが、和歌を楽しんで頂くと同時にその情景を表現するためにどのような合成加工をしているかをお楽しみ頂ければ幸いです。
Mobile版「秀歌百景」はこちら https://k-isamu.blogspot.com
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参考文献:吉海直人氏監修「こんなに面白かった百人一首」PHP研究所
(株)中経出版「百人一首今昔散歩」原島広至著
(株)芸文社「百人一首の100人がわかる本」あんの秀子著
成美堂出版「一冊でわかる百人一首」吉海直人監修
引用文献:チャールズ・イ・タトル出版(株)「A Hundred Verses from Old Japan」
Wiliam N. Porter 氏 英訳部分 ISBN:978-4-8053-0853-0
撮影協力:宇治市源氏物語ミュージアム・嵯峨嵐山文華館・(株)高津商会
すだれ資料館・斎宮歴史博物館・大門坂茶屋