歌枕を訪ねて(3)第四十六番歌「由良の戸」 日付: 11月 10, 2022 小倉百人一首の歌枕・曾禰好忠の「由良の戸」を訪ねました。京都府北部、宮津市の由良川河口です。 「由良の戸」の場所には二つの説があり、一つはこの宮津市の由良川河口で、曾禰好忠が丹後掾(たんごのじょう)という地方官吏を勤めていたことから、こちらが定説のようです。もうひとつは和歌山県日高郡にある由良の御崎で、新古今集の時代で有名な歌枕です。