歌枕を訪ねて(5)第十八番歌「住之江」

 小倉百人一首の歌枕・藤原敏行朝臣の「住之江」を訪ねました。

大阪市住吉区を中心とする一帯で、当時は白砂青松の景勝地であり、住吉の津などとも呼ばれた。 住吉大社のシンボルになっている太鼓橋は、川端康成の小説反橋で「登るより降りる方が難しい」と書かれております。 源氏物語の澪標に描かれた明石の上の恋物語もこの地が舞台になっています。