古くから親しまれている小倉百人一首の情景を写真で表現してみました。
浮世絵師「葛飾北斎」は『姥がゑとき』として、二十七首を描いておりますが、私は和歌と写真との融合をテーマとし、百人一首の情景をすべて写真で表現しました。
歌枕とされている名所は、今や、当時と比べれば想像もつかないほど様変わりしているところも多く、撮影の際の苦労も多々ありましたが、デジタルの力を借りて表現出来たと思っております。
それらの写真から歌意を読み取っていただき、古の世界に浸ってもらえれば幸いです。
参考文献:(株)中経出版「百人一首今昔散歩」
原島広至著
(株)芸文社「百人一首の100人がわかる本」
あんの秀子著
成美堂出版「一冊でわかる百人一首」
吉海直人監修
引用文献: チャールズ・イ・タトル出版株式会社
「A Hundred Verses from Old Japan」
Wiliam N.Porter氏 英訳部分
ISBN:978-4-8053-0853-0
撮影協力: 宇治市源氏物語ミュージアム
嵯峨嵐山文華館
(株)高津商会
すだれ資料館
斎宮歴史博物館
大門坂茶屋
朗読: NHKクリエイティブ・ライブラリーより
元NHKアナウンサー
加賀美幸子さんによる朗読
https://www.nhk.or.jp/archives/creative/
音楽: 「あの日あの時」 by shimtone
「月影」 by ゆう
「星と月の丘」 by MATSU
「流氷と松」 by かずち