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 今年も残すところあと僅かとなりました。
なんとかこの「秀歌百景」も年内に百首すべてをブログに上げることが出来ました。
この一年もコロナの影響で不自由な生活を強いられた方も多かったと思います。
歴史上、過去にもウイルスによる感染症に脅かされた年も度々あったようです。
百人一首の作者、大伴家持(第六首)や阿倍仲麻呂(第七首)の奈良時代においても天然痘が大流行し、当時政権を握っていた藤原四兄弟は全員が感染して亡くなり、政治機能が麻痺してしまったようです。そして、100万人以上の命を失くしたとされています。
また、世界的に見てもペストの流行やスペインかぜ、香港かぜなどの感染症は幾度か発症していますが、私たちの時代にこのパンデミックを経験するとは夢にも思はなかったですね。
コロナとの戦いは暫くは続くと思いますが、いつか克服できるときが来るはずです。人類同士が醜い争いをしている場合ではなく、人類の叡智を結集してウイルスに立ち向かうときです。マスクの着用や予防接種を受けることもその内の一つです。感染しないこと、させないことがウイルスとの戦いだと思います。もう少しの辛抱だと思って頑張りましょう。
2022年は良い年になることを祈っております。